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お知らせ

歯科検診してみませんか?

こんにちは、院長の古川です。

最近ずーっと雨が降っていますね…梅雨なので仕方がないのでしょうが、洗濯物が乾かなくて困ってしまいます。

さて、先日歯の検診とクリーニングをしてもらうために近くの歯医者さんに行ってきました。久しぶりの受診でしたが、特に虫歯や歯周病もないとのことで一安心です。

ところで、歯医者さんに行っていつも思うことは「ワンコやネコさんたちもこんな風に(僕のように!?)おとなしくお口の中をチェックさせてくれたらいいのに。」ということです。



そういう訳で、今回は動物さんの歯科検診についてです。

実はわんちゃんやネコちゃんにはあまり虫歯(正確には齲歯ですね)はできません。歯科疾患で最も多いのは歯周病で、3歳以上の80%以上、7歳以上ではほぼ100%の子たちが何らかの歯周病になっていると言われています。

歯周病は読んで字のごとく『歯の周りの病気』で歯の病気ではありません。つまりは、歯垢中の細菌が原因となり歯肉がはれたり(歯肉炎)、歯を支えているアゴの骨が破壊されたり(歯周炎)してしまう恐ろしい感染症です。

時々、「爪切りしてたら誤って深爪させちゃって。バイ菌入ったら大変だから抗生剤の注射をしてくれませんか?」との理由で来院されるワンちゃんがいらっしゃいますが、その子の口の中は重度の歯周病…なんてことがあります。実は歯周病の方がよっぽど大問題です。

どう問題なのかというと、歯周病の部位から血管に細菌が入り込み、全身に細菌が飛び火して心臓病や腎臓病、関節炎などを引き起こしてしまいます。また、口の中の歯周病菌が唾液と共に喉や気管に広がって、喉頭炎や気管支炎により呼吸困難でぐったりすることもあります。

そして歯周病が進行すると、歯槽骨(歯を支えているアゴの骨)がどんどん溶けてしまい(歯槽膿漏)、最終的には歯が抜け落ちてしまったり、ひどい時には頬が腫れる、上顎が溶けて菌が鼻に侵入し慢性的な鼻炎になる(口鼻瘻管)、下顎が骨折するなどの症状も…

そんな怖い症状を引き起こす歯周病ですが、歯肉炎程度の軽症であれば根治が可能です。しかし、あごの骨が破壊されるところまで進行した歯周炎や歯槽膿漏では、そこからどれだけ適切なケアをしても残念ながら完全に元通りとはいきません。

ここまでお読みいただいて「あら、うちの子のお口は大丈夫かしら!?」と少し不安に感じた場合は一度かかりつけの先生に相談してみてはいかがでしょうか。

もちろん当院でも相談可能ですよ☆

なお、当院では予防歯科から重度の歯周病に対してまで、幅広くご相談して頂けるよう歯科検診を随時受け付けております。

「歯周病の予防のために歯磨きをしてあげたいのにやらせてくれない」などや「最近お口が臭う…」、「硬いものを食べにくそうにしている」、「スケーリングって麻酔なしでできるの?」、「高齢だけれど麻酔…大丈夫?」なんて疑問にもお答えしますよ。ぜひご相談くださいね。

暑い…ですね…

こんにちは。院長の古川です。

新型コロナ対策による緊急事態宣言が解除されて、少しずつですがwith コロナのなかでの日常が戻りつつありますね。やはり外出時にはマスクが欠かせませんが、しかし急に暑くなりました…マスクしているから余計に暑く感じます。

そんな中、消防庁が6/1〜6/7の1週間で熱中症により救急搬送された方が1194人だったと発表したそうです。昨日、今日はもっと暑いのでより熱中症のリスクが高いと思います。

実は当院でも今月に入ってから夏バテや熱中症と診断した子たちが増えています。人もペットも熱中症は夏の一番暑い時期よりも、初夏の急に暑くなった時期に患者さんが多い傾向があります。おそらく、まだエアコンが使われていなかったり、動物さんたちが暑さに慣れていなかったりなどの理由からだと思います。

特に熱中症に注意が必要な動物さんは

  • 1歳未満で初めての夏を経験する子
  • 逆に高齢で心臓病や腎臓病を持っている子
  • 活動性が高く運動量の多い子
  • 体形がぽっちゃり、むっちりしている子
  • 毛が密にしっかり生えている子
  • 短頭種や呼吸器疾患を抱えている子

となります。

まぁ、だいたい皆さん当てはまってきますね…つまりはどの子にも起こる可能性のある問題だと考えてください!

夏バテ程度であれば、1~2回の注射と涼しい所で安静にして頂ければほとんどの子は復活していきます。しかし腎臓病などの基礎疾患を持っていたり、重度の熱中症にまで至ってしまった場合には経過も長く、予後も悪くなってしまいますので、これからのシーズンはエアコンと水分補給、そして暑い時間には散歩に行かない、短時間でも車内には置いてきぼりにしない、などしっかり注意してあげてくださいね。

ただ、万が一ということもあると思います。

「なんだかおかしい、熱中症かも!?」と感じたら様子を見ずに早めに動物病院へご相談ください。

同時にわれわれ人間たちだって自宅待機明けで、心も体もなまっているところですから、しっかり水分補給をして夏バテしないように頑張っていきましょう!

フィラリア予防薬について

こんにちは。だんだん温かくなって、暑いくらいの日も出てきましたね。

5月はフィラリア予防のスタート時期です。以前ブログでご紹介したノミ・ダニ予防と共にしっかりやっていきましょう(*^^*)

さて、フィラリア予防のお薬は大きく分けて『おやつタイプ』『錠剤タイプ 』『注射タイプ』『スポットタイプ』の4種類あります。それぞれの特徴をまとめてみました。

昨年までと同じお薬がご希望の方はもちろん、どのタイプを選ぶか迷われている方もお気軽にご相談ください。動物さんたちの状態やライフスタイルをお伺いしながら、どのお薬が良いかご提案できればと思います(^^)

お得な春の健康診断も引き続き実施しております。フィラリア検査と健康診断の血液検査がお得なパックになっています(猫さんはフィラリア検査がなく、健康診断の血液検査になります)。ご希望の方は受付にその旨お伝え頂ければと思います。

ご不明なことがありましたら、お気軽にお問い合わせください(*^^*)

看板犬:LEIちゃん

5月になりました

こんにちは。あっという間に5月になりました。

新型コロナウイルス対策のため出来る限り外出自粛をする日々で、季節を感じる機会が少なくなり、院内のホワイトボードのカレンダーを5月に書き変えることで、やっと『5月になったんだなぁ…』と気づくこの頃です。

5月というと、桜の次にライラックの花が咲く季節でしょうか。

ちょうど2年前の今頃に撮った写真を発見しました。5月らしさがちょっぴりお届けできたら良いな、と思います。

ちなみに、ライラックは小さなお花が沢山集まって房のようになっています。この小さなお花は通常花びらが4枚。でも稀に5枚のがあって、『ラッキー・ライラック』と言って幸運の印なんだそうです。

↑ラッキーライラック、見つかったでしょうか(^^)

さて、5月といえば『フィラリア予防のスタート時期』でもあります。

次回はフィラリア予防についてご紹介したいと思います。

ゴールデンウィーク中の診療について(やってます!)

こんにちは、院長の古川です。

今年は新型コロナウイルスによる緊急事態宣言のため、ゴールデンウィークの予定も控えてご自宅でのんびりとされている方も多いと思います。私も自粛続きで、一刻も早くこの不便な生活から解放されたいと考えてしまいますが、今は我慢して最低限の行動を心掛けております。

とはいっても、テレワークとオンライン診療で動物さんたちの病気を診ることはまだまだ現実的ではありませんので、様々なコロナウイルス対策を講じたうえで 診療は行わさせて頂いております。

なお、すでにご存じの方も多いと思いますが、守谷市でも新型コロナウイルス感染拡大を抑制するため、狂犬病予防集合注射を中止することになりました。そのため、今年の狂犬病予防注射は最寄りの動物病院にて接種をお願いします。詳しくは以下にある守谷市役所・生活環境課のリンクをご覧ください。

https://www.city.moriya.ibaraki.jp/kurashi/pet/dog.html

もちろん当院でも狂犬病の予防注射を行うことができます。

本日からゴールデンウィークも本番ですが、最終日の5/6(水)以外は通常通り、午前も午後も診療を行っておりますので、この機会に今年の狂犬病予防注射を済ませてしまうのはいかがでしょうか。せっかくなので同時に健康相談などもお伺いいたしますよ。

何かご質問などございましたら、0297-46-1701までお気軽にお問い合わせください☆

夜間救急と新型コロナウイルスと

こんにちは。院長の古川です。

このたびの新型コロナウイルス感染症に罹患された皆さまと、感染拡大により日々の生活に影響を受けられている皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。

4月7日、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が発令され、以降独自で緊急事態宣言を発令される自治体も出てきました。

私たちも、感染拡大防止に向けて出来る限りの対策をとり、診療にあたっている日々です。

このような状況下でも、動物さんたちの体調の急変はいつ起こるか予想はつきません。夜、突然具合が悪くなってしまった…ということもあります。

私たちスタッフは動物さんと一緒に暮らしていらっしゃるご家族にとって、動物病院は無くてはならない社会インフラと考えております。そのため“不要不急”に当てはまらない“要・急”と考えられる場合は、日中だけでなく時間外においても出来る限り対応しております。

日中の診察以上に夜間の救急対応は、正確な診断と迅速な対応・処置が求められることも多く、現在の状況をしっかりとお伝えしたうえで、ご家族のご意向も尊重しながら対応に当たっております。

最近では守谷市だけでなく、近隣の取手市、つくばみらい市、常総市、つくば市、牛久市、一番遠いところではかすみがうら市からの急患を受け入れました。多くの患者さんは手当てを施した後に、次の日かかりつけ医にお戻ししております。ただ中には緊急手術が必要であったため、ご家族の了承を頂いた上で手術を行い、無事元気に退院できた子もいました。救急で対応していなければ、違う結果だったかもしれないと思うと、やっていて本当に良かったと感じております。

ただ、新型コロナウイルスの感染拡大による影響や、政府の方針で同様の対応が今後も続けられるかどうかはわかりません。しかし救急医療を必要とされている動物さんとご家族の皆様のためにも出来る限り継続したいと思っております。そのためにはスタッフ一人一人の健康管理の徹底も必要ですね。

なお刻一刻と状況が変化していく情勢ですので、また新しい情報がありましたらお知らせいたします。

最後に、一日も早い新型コロナウイルス感染症の終息と、皆さまのご健康を心よりお祈り申し上げます。

新型コロナウイルス感染症への対応について

こんにちは。院長の古川です。

新型コロナウイルス感染症が日々猛威をふるっています。 罹患された方々、また、感染拡大によりご不安な日々を過ごされていらっしゃる皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。罹患された皆さまの一日も早いご回復を心よりお祈り申し上げますとともに、感染症の終息を願ってやみません。

当院におきましても、院内の消毒をこまめに行う、診察の合間に換気を行うなどの対策を行っております。

もしも待合室でお待ちになることにご心配のある方は、受付を済ませたあとに駐車場にて車の中でお待ちいただいても大丈夫です。順番にお呼びしますので、ご希望の方は遠慮なく受付にてその旨お伝えください。

また、各企業さまよりお知らせが届いておりますので、皆さまへもお知らせさせて頂きます。

≪フードやお薬について≫
 各企業さま、社員の方々の時差出勤やテレワーク等を導入されているケースが多く、注文への対応が遅れる可能性が予想されるとのことです。
 飼主さまからご注文をいただいてお渡しできるまでに通常よりお時間をいただく場合が出てくる可能性がございます。そのため、フードやお薬のお手持ちの在庫をご確認いただき、無くなる日ギリギリでのご注文にならないよう、日数に余裕をもってご注文頂ければと思います。

≪保険対応について≫
 アニコム保険をご利用の飼主さまへ
 通常、動物さんの通院がなければ保険対応の対象外になっていましたが、2020年2月25日~5月31日診療分まで、動物さんの通院がなくても保険適用が可能になっております。
 また、薬剤等の配送料も補償の対象になります。
 お電話でお薬の処方をし、郵送した場合は窓口清算はできないため、飼主さまより直接保険会社さまにご請求をお願いいたします。

そのほか新しい情報が入りましたらまたお知らせいたします。

お得な春の健康診断実施中♪

こんばんは(*^^*)

暖かくなると花粉が沢山とびますね。今日は当院のスタッフも花粉が辛いぃ…と涙しつつ、病院の窓から見える桜でお花見しました。実は受付の席からは桜がきれいに見えるのです♪

さて、今回はお得な春の健康診断のお知らせです(*^^*)

現在お勧めしている『春の健康診断』は、血液検査による健康診断です。

外観からは健康そうに見えても、内臓や血液の病気が潜んでいたり、糖尿病の予備軍だったりすることがあります。血液検査を行うことで、病気の早期発見・早期治療につなげることができます。早期治療であれば処置も、そして動物さんへの負担も少なくて済むかもしれません。

5月からはフィラリアの予防も始まります。フィラリアの予防を行う前には必ず前年きちんと予防ができたかどうかの血液検査が必要となります。もしも検査をせずにフィラリアに感染している犬さんに予防薬を飲ませると、ショックを起こしたり、酷い時には死亡することもあります。

当院では、フィラリア予防の血液検査のために採血した血液で健康チェックの血液検査も行うことができます!

3月~6月は、お得な価格でフィラリア検査+健康チェックができる『春の健康診断』を実施していますので、お得なこの機会にぜひ健康チェックをしてみてくださいね(*^^*)

ノミ・ダニ予防のお薬

みなさん、こんにちは!

当院すぐ近くの通りの桜並木は満開。今日は気持ちの良い青空にピンク色の桜の花がよく映えています(^^)

本日の桜の花♪

さて、今日はノミ・ダニ予防薬についてご紹介します(*^^*)

ノミ・ダニ予防薬には、おやつのように食べさせられる『おやつタイプ』、背中に垂らす『スポットタイプ』があります。うちの子にはどんなお薬が良いのかな?と迷われている方もいらっしゃるかもしれません。今回、簡単に違いをまとめてみました。

お薬によって、ノミ・ダニ以外にもお腹の虫やフィラリア等にも効果があるものがあります。ご来院頂いた際、犬さん・猫さんの状態・日々の過ごし方や飼主さまのご希望などをお伺いしながら、最適な予防薬をご提案できれば、と考えております(^^)

まずはお気軽にご相談くださいね♪

皆さまのご来院を心よりお待ちしております(*^^*)

スポットタイプは背中に垂らします♪/看板犬:ブリック(通称:ブリちゃん)
おやつタイプ、おいしそうだなぁ~、食べたいなぁ~(*^^*)/看板犬:ブリック

ノミ・ダニの予防の季節です

今日は一段と暖かい一日になりました。ご近所の中学校の桜の花も咲いており、一層春めいてきました☆

春といえば…そう、ノミ・ダニの予防の季節です!

当院ではノミ・ダニの予防を3月~11月の期間、お勧めしています。

ノミとダニ、予防・駆除が必要なのはこんな理由が。

まず、ノミ。ノミはペットの飼育環境のあらゆる場所にいる可能性があります。現在日本で犬や猫に被害をもたらしている代表的な種類は『ネコノミ』。犬・猫・うさぎ、そして人にも寄生します。ノミ成虫の栄養源が血液。ノミに吸血されることで痒みにさらされ、酷くなると脱毛・紅斑などを伴う『ノミアレルギー性皮膚炎』になってしまう子も。『ノミアレルギー性皮膚炎』は犬や猫によくみられる皮膚疾患のひとつです。

そしてダニ。マダニは道端の植え込みや草木、山林など様々な場所にいます。日本には沢山の種類のマダニがいますが、そのうち犬には18種、猫には10種類程度が寄生します。多数のマダニが動物さんに寄生すると貧血を起こすことも。そしてマダニはバベシア症などの感染症を媒介します。マダニが伝播する人への感染症もあります。

日々のお散歩やくらしの中で、動物さんたちがノミ・ダニに遭遇する可能性は非常に多くあります。動物さんのためにも、そして飼主さまご自身のためにも、ノミ・ダニは予防・駆除を行いましょう。

ノミ・ダニの予防・駆除薬には、おやつのようにあげられるタイプや、背中に垂らすタイプ、1ヶ月ごとに使用するもの、3ヶ月ごとに使用するもの、フィラリア予防もできるもの…など沢山のタイプがあります。

毎年使用しているお薬が決まっている方はもちろん、どれを使用するか迷われている方も、お気軽にご来院・ご相談ください(*^^*)

看板犬:LEIちゃん(ペキニーズ×チワワ)