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お知らせ

内視鏡を導入しました。

この度、ようやくですが内視鏡を導入しました。

実は開院時より欲しいものリストにありながら、スペースの問題で導入をためらっておりました(やはり結構大きいです)。そのため、どうしても内視鏡検査が必要な子には、これまでは他院への受診をご提案しておりました。しかし、日々の診療の中でなるべくワンストップで治療を完了するためには内視鏡は必要ですので、今回思い切って導入に踏み切りました。

そのせいで手術室が大変狭くなり、スタッフ含め慣れない毎日ですが、なんとか工夫して仕事をしております。

ただ、それ以上に医療人として内視鏡があることで得られる安心感は大きいです。

「異物を飲み込んでしまった!」など、万が一の緊急時にも開腹の必要なく、動物さんの負担を最小限にすぐ対応ができます。

また異物の摘出以外にも組織検査や胃ろうチューブの設置など、内視鏡があることで出来る治療の幅が広がること、そして何よりその選択肢が増えることは動物さんにとっても飼い主様にとっても大きなメリットになると確信しております。

ただ、内視鏡も含めて医療機器はあくまでも道具です。重要なことはその道具を使っていかにハッピーエンドに導けるかどうか。

改めて日々勉強と精進ですね。

院長でした。